飛行機を利用し、島根県にある石見国一宮の物部神社と、出雲国の2つの一宮の出雲大社と熊野大社を巡るツアーです。また、「日本で最も美しい場所31」に選ばれた山口県の元乃隅神社も参拝します。

島根県には以下の5つの一宮があり、そのうち本土にある石見国の一宮、出雲国一宮の3社を参拝します。

＜島根県にある一宮＞
・石見国一宮　物部神社
・出雲国一宮　出雲大社
・出雲国一宮　熊野大社
・隠岐国一宮　水若酢神社
・隠岐国一宮　由良比女神社

全国の一宮巡りをされていて、お守りや御朱印を集めている方にもおすすめです。明治時代以前から信仰を集めてきた、各地域で最も格が高いとされてきた一宮を参拝し、ありがたいご利益をいただきましょう。

この日は絶景を見に行きましょう。元乃隅神社を参拝します。遠いため移動時間がどうしても長くなってしまいますが、見る価値ありの場所なので行程に入れさせていただきました。大変人気がある観光地のため、道路渋滞が予想されます。あらかじめご了承ください。

・元乃隅神社（もとのすみ神社）
一番の魅力はCNNで「日本で最も美しい場所31」に選ばれた鳥居のトンネルです。日本海を背景として、真っ赤な鳥居が立ち並んでいます。海の青と鳥居の朱色のコントラストが非常に美しく、思わず写真を撮りたくなる絶景スポットです。
・角島大橋（つのしまおおはし）
『死ぬまでに行きたい！世界の絶景』（詩歩著）で第3位に選ばれた絶景スポットです。

夕食は地元でも評判の良い「割烹十久利」または同等クラスにて貴重なのどぐろが含まれた「のどぐろ浜っ子御膳」をお召し上がりください。上品なお味で、とってもオススメです！

お食事の後は、伝統芸能の石見神楽の鑑賞へ。
石見神楽は、「えびす様の鯛釣り」や「素戔嗚尊の八岐大蛇退治」などの日本神話に登場する話を親しみやすい演劇で表現したものです。和楽器の生演奏のもと、時に面白おかしく、時に大迫力にストーリーが展開していき、アッという間に神話の世界に引き込まれます。大盛り上がり間違いなしで、ぜひ一度はご覧いただきたい伝統芸能です。

2日目は、いよいよ物部神社、出雲大社、熊野大社という島根県を代表する3つの一宮を参拝します。

• ・物部神社（もののべ神社）

  物部神社は、現在の島根県西部にあたる石見国の一宮です。
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  御祭神は、豪族の物部氏の祖先神とされており『古事記』や『日本書記』にも登場する宇摩志麻遅命(うましまじのみこと。『古事記』での表記)です。物部氏の兵を率いて尾張・美濃・越国を平定し、石見国を治められました。文武両道の神・鎮魂の神・勝運の神・祈祷の神として信仰を集めています。
  社殿の裏にある神体山の麓には、御祭神が眠っていると伝えられている御神墓がありますので、ぜひ手を合わせましょう。
  境内には、触れると勝負運アップのご利益があるという「勝石」があります。

• ・出雲大社

  縁結びの神社として全国的に有名な神社です。『古事記』に記されている「国譲り神話」で日本を天照大神に譲った大国主大神が祀られています。
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  旧暦10月には全国の神々がこちらに集まり、人々のご縁を結ぶ会議を行います。そのため、全国では旧暦10月を「神無月」と呼び、出雲地方ではこれを「神在月」と呼んでいます。両手を広げた大きさよりも大きい神楽殿のしめ縄が有名です。

• ・熊野大社（くまのたいしゃ）

  熊野大社は、現在の島根県東部にあたる出雲国の一宮です。出雲国一宮は出雲大社と熊野大社の2つとされています。 続きを見る>>

  御祭神はヤマタノオロチ退治の神話で有名な素戔嗚尊（すさのおのみこと）です。商売繁盛、縁結び、厄除けなどのご利益があるとされています。
  また、熊野大社は「日本火出初之社（ひのもとひでぞめのやしろ）」とも呼ばれ、火の発祥の神社ともいわれています。毎年10月15日に行われる「鑚火祭（さんかさい）」では、出雲大社の神事で用いる火をおこすため、熊野大社に保管されている「ひきりうす」と「ひきりぎね」を借りるべく、出雲大社の宮司が自ら熊野大社を訪れます。このように、熊野大社は出雲大社と特に深い関係がある神社です。