【四季の山旅】大山トレッキングツアー
※ツアーバス乗降場からケーブルカー駅までこま参道を15分ほど歩きます（362段の階段有）。
大山中腹にある大山阿夫利神社（下社）標高700ｍまでケーブルカーを利用し、阿夫利神社（下社）に安全祈願参拝をしてから標高1252ｍの大山山頂目指してトレッキングスタートとなります。 登山道は整備されていてハイキング初級者の方、ファミリーの方々にも人気の山となっていますが、道のりが長く時折急な箇所もありますので必ずハイキング、登山の服装の準備をお願いします。（詳しくは四季の山旅レベル別特集持ち物リスト参照）
今回の大山トレッキングツアーは基本的にはフリープランとなってます。阿夫利神社（下社）から山頂までは３つの登山道があり、どのコースも迷うことはありませんが、標識を確認しながら安全に登りましょう。ツアーには【四季の山旅】専属スタッフが同行し、山頂までお客様と一緒に登りながらサポートさせて頂きますので、おひとり様、初めての方も安心して登って頂けます。
※下りのケーブルカーはお客様各自で乗車していただきます。
※下山後、時間に余裕のあるお客様は日帰り温泉・豆腐料理等をこま参道にてお楽しみ下さい。

四季の山旅が今回おすすめするのは大山ぐるりと1周コースです。
登り＝阿夫利神社（下社）左横の鳥居をくぐり階段からスタートします。大山登山の王道コースでもあり、最もハイカーの通りが多く安心して登ることのできるコースです。このルートには街中と同じ様に1～28丁目まで番地が記載された標識があるので、登り時間の目安になって助かります。
コース前半は石を積んで整備してある山道を進みます。段差もありなかなか登りごたえのあるコースですが夫婦杉などの木々に囲まれてパワーを感じる神秘的な山道です。
天気に恵まれた日には富士見台から見る富士山の眺望も素晴らしいです。
25丁目の中間地点にはヤビツ峠へ向かう分岐地点があるので標識を確認して進みましょう。ここから山頂まではなだらかな山道が続き、2つの鳥居をくぐると大山山頂到着です。ここで自由昼食となります。
※お弁当などはあらかじめ準備お願いします。
山頂には阿夫利神社の奥宮がございます。休憩に下山の安全祈願参拝をすると良いでしょう。
下り＝せっかくなので登りとは違うコースで阿夫利神社（下社）目指して下りましょう。
下りのコースは見晴台～二重滝を通り阿夫利神社（下社）
へと向かいたいと思います。
このコースは距離が長い分、傾斜が緩やかなので歩きやすいです。（下るのが心配な方におすすめ）
山頂からの下り始めは木の階段が整備されているので足元に注意して進みましょう。
1時間ほど下ると見晴台に到着します。
その名の通り大きく開けたテーブルとベンチもある休憩場です。
見晴台は日向薬師（ひなたやくし）へ向かう分岐地点にもなっていますので間違いのないよう二重滝・阿夫利神社（下社）方面へ向かって下さい。
ここから阿夫利神社（下社）までは30分ほどです。
最後にマイナスイオンたっぷりの二重滝で癒されてからゴールです。

こま参道のおすすめ紹介
「大山の名物＝豆腐料理」が有名です。霊峰大山の良質なお水・修験者の精進料理と名物になった理由はいくつかあり、古くから親しまれている大山名物です。こま参道入り口からケーブルカー駅へと続く参道には20店舗ほどのお土産屋さん・豆腐料理屋さんが軒を連ねています。
※下山後、時間に余裕のある方はお立ち寄り下さい。

お土産としてぜひチェックしておきたいのは大山こまです。大山こまは阿夫利神社の土産物として知られ、大山信仰の広まるとともに各地に知られるようになりました。また大山こまは非常によく回ることから、「金運がついて回る」との縁起にも結び付けられ、大山信仰として大変な人気だったそうです。

※このツアーは入浴付きではございませんので下山後お時間に余裕のあるお客様は日帰り入浴施設をご利用下さい。(新型コロナウィルス感染防止対策により、日帰り入浴を見合わせていたり、利用時間短縮などしている施設もございます。あらかじめご了承ください。)

• ●ツアー代金に含まれるもの

  往復バス代・往復ケーブルカー代

• ■立ち寄り先情報

  大山阿夫利神社
  大山の中腹には【関東総鎮護・かんとうそうちんご】大山阿夫利神社（下社）・山頂には大山阿夫利神社（上社）のお社が鎮座しています。 続きを見る>>

  関東総鎮護（かんとうそうちんご）とは国の平安を守る神社の事。すなわち関東全域を守って下さる神様　大山祇神（おおやまつみ）・高龗神（たかおかみ）・大雷神（おおいかずち）の3柱が御祭神です。大山は別名「あめふり山」とも呼ばれ、古来より雨乞い信仰の中心地としても広く親しまれて参りました。
  　 奈良時代以降は霊山として栄え、源頼朝・徳川家代々の将軍の信仰の場でもありました。江戸期の人々は【講】という組織を作り大山へ登拝し【富士に登らば大山に登るべし、大山に登らば富士に登るべし】と伝えられました。これが大山詣りと呼ばれ、平成28年4月には日本遺産に認定されました。