大峯百番観音は西国・秩父・坂東の観音霊場を巡礼したと同じ功徳とご利益を得ることができるよう、観音信仰普及のために昭和9年宝珠庵主中村無外謹識の発願により、この趣旨に賛同した地元の方々の奉仕を得て、冬期の大積雪を利用し石碑を運び、参道の補修を行い安置されました。
コロナ禍の自然回帰の流れに合わせて、湯沢町の冬以外の魅力再発見のため、昨年再整備を開始。
しばらく手が加えられていなかった道の草刈りからはじめ、見事復活しました。
2021年春に整備が進んでいた部分、西国三十三観音の一部をモニターツアーとして発売し、ご好評いただきました。

すべて巡ると6時間以上。

それから何度も視察を重ね、現地の方と相談し、最適な時期に最適なコースとして西国を2回に分け、
秩父、坂東と、全4コースに分けて制覇するシリーズといたしました。番外編の西国ススキコースもお勧めです♪

また、このシリーズのお勧めは現地ガイドさんの案内！山や森のお話から、湯沢の歴史まで。

新潟県越後湯沢と言えば「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」川端康成著『雪国』で有名な温泉地ですが、その名著『雪国』が生まれたのはこの大峯百番観音があったからこそと言われています。この続きは当日聞いてみてください。
現地ガイドと歩く、知らざれる観音霊場巡礼。自然に癒され、温泉でくつろぎリフレッシュして下さい。

日本百観音とは

仏教では観世音菩薩は全ての人々を救うために相手に応じて三十三の姿に変身すると言われており、
三十三観音という数字はここに由来しています。
この信仰から、平安時代に西国三十三ヶ所（京都府・滋賀県・大阪府・奈良県・兵庫県・和歌山県・岐阜県）、
鎌倉時代に坂東三十三ヶ所（神奈川県・埼玉県・東京都・群馬県・栃木県・茨城県・千葉県）、
室町時代に秩父三十四ヶ所（埼玉県秩父地方）の霊場が定められ、百番觀音（33+33+34＝100）と呼ばれ巡礼されるようになりました。
全ての観音様を巡礼すると大きなご利益を得ることができるといわれています。