...日常生活を離れてのんびりと温泉に浸かるとストレス解消になりますよね。温泉に入りながら遠くの景色を眺めたり、澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込んで深呼吸したりするとさらに良い気分転換になります。
気分的なものだけでなく、日本には古くから温泉に入って体の調子を整える「湯治」という習慣があるように、実は温泉には体に良い効能があります。調査では、日常的に温泉に入っている人はそうでない人と比べて血圧の薬を飲んでいる人の割合が少ないとか、悪玉コレステロールが少なく、善玉コレステロールが多いという結果も出ています。このように、温泉が体に良いというのは科学的にも明らかになってきています。
どんな温泉に入っても得られる体に良い効果が温熱効果です。体があたたまると血流が良くなり、疲労物質である乳酸の排出を促して疲労回復する効果があります。しかも温泉には保温効果があり、ぽかぽかとした状態が長く続くので効果が持続します。さらに、泉質によって得られる温泉ならではの効能もあります。温泉の泉質は塩化物泉、硫黄泉、硫酸塩泉などの10種類の泉質に大別されます。
例えば、塩化物泉の場合は、血行を促進して体がぽっかぽかになり、お肌がしっとりする効果があります。乾燥肌が気になる方にもオススメです。また、これぞ温泉！という匂いがする硫黄泉の場合、皮膚病や切り傷を治し、動脈硬化や糖尿病を緩和する効果もあります。温泉はとっても体に良いんですね。
「旅に温泉は欠かせないよね」という方は、ぜひ四季の旅の温泉付きバスツアーでお出かけください。