2008/03/14発 上越国際スキー場

  • 友だち追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ツアー日程:3月14日出発~3月16日到着
担当車両:上越国際スキー場
お客様人数:42名 (男性21名、女性21名)
宿泊施設:ロッジ一代を利用
グループ構成:12名1組、9名1組 6名1組、5名1組、2名10組
同行スタッフ:山犬

『のんびりスキー&スノボツアー』

3週間前の大荒れの天気、それによって起きてしまった高速道路の事故渋滞、
そしてその影響で東京到着が遅くなってしまった上越エリア!

その時の上越エリアはお客様にとって、十分に滑走が出来ず、
申し訳ないツアーになってしまいました。
このままでは私の中で「上越エリアのスキー場=天気に恵まれない」が
定着してしまう・・・
そして前回の私の石打丸山ツアーのレポートを読んで下さった方にも
上越エリアにそのようなイメージを持たれてしまう!
そんなイメージを払拭すべく、リベンジ上越ツアー
(私がだけ?が勝手に突っ走ってます)に同行させて頂きました。

しかし、そんな私の気合も空回りし、出発日は午後から雨。
夜の鍛冶橋駐車場で、お客様の受付を待っていると
一時止んでいた雨がまた降り出し、
急遽、お客様にバスに乗って頂き、
バスの中で受付をしました。
この先どうなるのでしょう・・・。

次の日の朝、
新潟県に入りますと雨はほぼ止んでくれました。
とりあえず一安心!
今回の上越エリアは前回同様に苗場、石打丸山、上越国際の順にお客様をご案内しました。
(この3つのスキー場はいつも上越エリアで人気が分かれますね。)

私のレポートでは定番になりつつある宿の写真です。
最初にお客様をご案内しました
苗場のホテル丁、



ムルメルン



次にお客様をご案内しました石打丸山のプレステージ



最後にお客様をご案内しました
上越国際のロッジ一代、



ペンションとど



上越エリアは宿がいっぱいあって、毎回、地図を見ながら宿の案内です。(汗)

お客様と一緒に本日宿泊の「ペンションとど」に行き、
フロントで待っているとオーナーの奥様が対応してくれました。



先に四季倶楽部のお客様の受付を済ませ、少々、オーナーの
奥様とフロント前で話をしていると、
続々とスキー場に向かう別のツアーのお客様が部屋のカギをフロントに預けに来ました。

”ストーブ消した? ちゃんと確認お願いね~”

やさしくお客様に聞く姿は「おかあさん」という感じです。

オーナー夫妻に挨拶をし、落ち着いたところで、私も上越国際スキー場へ。
(スキー場へ行く途中、歩いていると止んだと思った雨がポツポツと!
テンションは不安モードに逆戻りです。)

まず、向かったのがアネックス。
ここが最初のリフト乗場であり、上越国際スキー場の起点とも言うべきポイントです。
アネックスには垂れ幕が出ており、
「おかげさまで40周年」と書かれています。



そう、
上越国際スキー場は今年で40歳になるんです。
歴史のあるスキー場なんですね。
今シーズンは上越国際40周年でいろんなイベントが開催されているそうです。

さっそくリフトに向かう前にスキー場の地図を確認しようとしたら、
なんと「ポケモンワールド」なるものを開催しているとのこと。
お子さんは大喜びですね♪



まず、
上越国際のメインコースに行くために始めのリフトに乗ります。



そして、
ここから上越国際スキー場とも言うべき、グリーンプラザが見えてきました。



後ほど、他の飲食施設も写真掲載させて頂きますが、
それぞれの飲食施設に企画メニューがり、洋風作りの建物が多いです。

では、さっそくグリーンプラザ前のリフトの乗ろうとしましたら、
キッズパラダイスがあり、ポケモン遊具がありました。



話を戻してリフトに乗りたいところですが、
その前にリフト横にゲレンデマップがありましたので、
そちらを見ておきたいと思います。



大ざっぱな説明で申し訳ありませんが、
マップ左下半分で手前から長峰、大別当、大沢ゲレンデです。
右下半分が美奈ゲレンデ、そして上半分が当間ゲレンデとなっております。

上越国際スキー場は左回りにリフトに乗ると効率的な滑走が出来るとオーナーの奥様から
聞いておりましたので、美奈→大別当→大沢とリフトに乗り継ごうと思います。
美奈ゲレンデ上のリフトに乗るとまたまた出現!ポケモンが!リフト鉄柱やシートに
ポケモンキャラクターがたくさんいます。



美奈ゲレンデから大別当のリフトに向かう際にムラサキスポーツのスノーボード
フェスティバルが開催されていました。



気になって見に行くと、来年度のボードやウエアーさらにゴーグルやグローブなど、
各メーカーがブースを設けており



ブース脇の大きなハーフパイプではプロボーダーのデモンストレーションも行われていました。



続いて大別当ゲレンデから大沢へ向かうコースです。



少し幅の狭いコースを滑走すると広めのバーンに出れます。
ここは急斜面から緩斜面となるため、
滑走中に急に目の前に人が現れるような状態になるので、
スピードの出しすぎはくれぐれも気を付けて下さい。



大沢ゲレンデリフト前に到着です。



隣にはレストラン「チロル」があります。



この「チロル」は月替わりでスペシャルランチを用意しているそうです!

大沢ゲレンデからリフトに乗り、当間ゲレンデのリフト2本を乗り継ぐと山頂に行くリフトへ。
リフト前にはレストラン「ホルン」が見えます。

このレストランでは「イタリアンVS焼きそば」のB級グルメ対決を行っています。



ホルン前のリフトに乗り、山頂到着ですが、
雨の影響か展望台からの景色は霧がかかっていました。
この時点で雨は止んでいたんですけど・・・。



山頂から滑り降りると、この当間ゲレンデはお客様が比較的少なく
プライベートゲレンデのようです。
リフト乗り継ぎをしなくてはなりませんが、上越国際スキー場にいらした際には、
一度来てほしいエリアです。
その後、当間ゲレンデの残りのコースを滑走しましたが、
どのコースも緩斜面と急斜面の起伏があるコース構成となっています。





当間ゲレンデの滑走を一通り終え、天気の回復を待ちながら昼食をしたところで、
当間→美奈のゲレンデに向かいました。
途中、かまくらがあり、そこで遊ぶお客様を見つけました。



山犬「私、ツアースタッフをしていまして、レポートに掲載したいので写真撮っていいですか?」
お客様「はい!いいですよ!なんてツアー会社なんですか?」
山犬「四季倶楽部です。よかったらホームページ覗いてみて下さい」

写真を撮らせていただくと女性のお客様より
「隣の雪だるまがあるから、添乗員さん、一緒に写真撮りませんか?」
なんとも嬉しい提案です。
キレイな女性と一緒に写真が撮れるなんて・・・。
もはや私の目尻が下がりっぱなしになっているので、ゴーグルを付けての
写真撮影になりました。



写真が撮り終えると別れ際に「お仕事頑張って下さいね♪」と言って下さり、
ツアースタッフをやって良かったな~としみじみ感じてしまいました。(;_;)

時間は2時を過ぎ、美奈ゲレンデに到着すると、
雲に覆われた空から太陽が見え始めました。



美奈ゲレンデは麓に近く、コースも緩斜面に近いので、お客様の数が多いです。



また、コース端には、パーク・レールが設置されており、それらアイテムで遊ぶためにお客様が
順番に並んでいました。




宿に帰るまでの時間、この美奈ゲレンデで滑走をしていましたが、
本当にこの上越国際スキー場は、緩斜面と急斜面がコース上で交互にあり、
起伏に富んでおりました。

そんな起伏ある地形を証明するかのようなこのリフト



普通は乗ったら上に登るリフトなのに、このように乗っても下がる箇所があるこのリフト。
乗っていてすごく不思議な感じがしました。

その為、スノーボーダーはコースからコースへのスケーティングを何回かすることになりません。
おそらく好き嫌いの分かれるスキー場ではないかと思われます。

さて、夕方になり食事の時間ですが、
このペンションはオーナーの奥様が”ウチはバタバタやらず、ノンビリだから・・・!”
と言われていた通りです。
お客様も食事を終えてもしばし食堂で談笑していました。



”食事が終わって部屋でノンビリもいいですが、せっかくですし、外へ出かけませんか?”

四季倶楽部では上越方面のスキー場で、Bプラン(例えば3日間のツアーでしたら、リフト2日券)で
予約頂いた場合、中日のナイター滑走が可能です(ナイター営業日に限ります)。

お客様がやりたいことはそれぞれですから、やるやらない別として、
スキーもしくはボードを持って、上越国際スキー場に向かうと仮定して話を進めさせて下さい。
スキー場へ行く途中には周りのスキー場のナイターの灯り、
写真にはきれいに写りませんが非常に幻想的です。



昼間見たアネックスはブルーライトが点灯しています。



そのままナイター滑走をしても良いですし、



アネックス内の縄文の湯でゆったり温泉に入るのも良いと思います。



あとは帰りに小腹がすいたら、クレープも食べれますよ♪



お客様それぞれに楽しく、ゆったりした時間を過ごして下さい。

一夜明けて、天気は晴れて、春スキー・ボード日和です。
お客様は朝食を終えると、足早にスキー場へ向かいました。
お客様全員が朝食を終え、オーナー夫妻と私とで食器の片付けをしていました。
その時にオーナー夫妻と私とで、下記のような会話のやり取りがありました。

オーナー夫妻「昨日は2階のお客さんが騒がしかったけど、ちゃんと寝れました?」
私「はい。12時すぎには静かになったので、特に問題なく寝れました」
オーナー夫妻「張り紙は見た?ウチでお客さんが酒飲んで騒いで急性アルコール中毒になっちゃって。
しかも今シーズンに2回も!だから夜も落ち着いて寝れないの」



「レポートを書くのでしたら、こういう宿の問題にも触れて下さい。
そして、なんか良い方法があれば是非聞きたいです」
「だから今は部屋へのお酒は持ち込まないようにしてもらってるの。
それで、12時近くになったら、一部屋ずつ部屋ごとに静かにしてもらえるように話してるの」

深刻な問題です。
こういう事はお客様の良心に委ねる部分が大きいですから。
お客様には宿泊する宿も含め楽しいツアーで あってほしいですし、
「とど」のオーナー夫妻もお客様に満足して頂ける宿について真剣に考えておりました。

ただ、現状としては、トラブルがないようにと1日中、気を張って休む間がないとおっしゃっており、
昔はアルコール持ち込みOKだったそうですが、
一部のお客様のトラブルが原因でそれを禁止したようです。

もし、同じような問題を抱えている宿のオーナーの方や
このような問題にどのように対応したらよいかアドバイス頂けるようでしたら
是非、四季倶楽部を通じてご連絡下さい。<(_ _)>

オーナー夫妻と色々と話をしていたら、小1時間程、話込んでしまいました。
今日は私は滑る予定はないのですが、天気も良いし、帰り支度を事前に済ませて、
とにかくスキー場へ散歩がてら向かおうかと思いました。

スキー場に行く前にちょっと寄り道して、帰りのバスの出発場所である七五三(なごみ)駐車場へ。



食事やお土産コーナーがあり、ついつい気になって店に入ってしまいました。
魚沼産コシヒカリ産地ですから、米はもちろんお酒も美味しそうです。



ゆっくりお土産コーナーを見た後にスキー場へ行くと、大勢のお客様がリフト待ちしています。



晴天ですし、遠目ではありますが、お客様楽しそうに滑っています。私も滑りたくなりました。
出来ることなら、あと1日、ここで滑って、明日帰りたいな~。

宿に戻るとオーナー夫妻が高台にイスとお弁当を持って、遅い昼食を取っていました。
この陽気、もう春ですね!
泊めて頂いたことに対し、お礼も兼ねて最後の挨拶をすると
”まだ上越に来た時は、ここ寄って下さい。 お待ちしてますから”

ありがたい言葉です。
常に笑顔で接して下さいました。
レポートの後半は難しい内容を盛り込んでしまいましたので、
今回のレポート最後の写真はオーナー夫妻の笑顔で閉めさせて頂きますと共に
このレポートを読んだ方一人でも、何か感じて頂けたら幸いです。

\ このページをシェアする! /