河津桜 日本一早く咲きます

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河津川 土手からの眺め

毎年2月下旬から3月上旬にかけて咲く、静岡県賀茂郡河津町の河津桜。河津駅近辺の河口から河津川にそって「河津桜並木」が約3 kmほど続いており、毎年この時期になると大勢の観光客でにぎわう事で知られています。今回はその河津桜を見る為に、四季の旅のバスツアーに参加しました!

バス車内

午前7時30分頃に新宿を出たバスは、海老名SAで休憩をとり、やや混雑気味の東名を走って伊豆スカイラインへ。河津桜が最も見ごろの土曜日ということで、往路だけで5時間半を費やしましたが、無事に河津に到着!
ガイドさんから「スケジュールが押しても、桜はたっぷり楽しめるように時間を取ります」とのアナウンス通り、ゆっくり3時間の自由散策がスタート!桜並木をゆっくりと散歩したり、屋台を覗いたり、足湯に浸かったり、十分楽しむことが出来ました。

【菜の花ロード】

菜の花ロード

河津川沿いの桜並木を中心に町内全域には約8,000本以上の河津桜が植裁されていて、桜まつりは、「河津浜地区&駅前地区」「菜の花ロード」「お花見ウォーキングコース」の3つのエリアに大きく区分されています。桜のピンクと、菜の花の黄色のコントラストが見事な「菜の花ロード」は、特に人気のエリア。お土産屋や屋台がたくさん並んでいますよ。

柑橘類のお土産屋

気になるものをいくつかご紹介します。柑橘系は種類豊富にあって、お土産としてたくさん売られていますね。その場で絞った、生ジュースを飲む事も出来ます。丸ごとネーブルジュースは400円。干物もこの辺りの名産ですよね。金目鯛の干物が美味しそうです!花よりだんご状態になりつつ、美しい桜に目を向けましょう。

【お花見ウォーキングコース】

お花見ウォーキングコース

菜の花ロードを北に進むと、来宮橋から、川の両岸に桜並木を見ることが出来ますよ。ポスターなどで見かける河津桜の風景は、ここからのものでしょうね。川の水はとても澄んでいて、キラキラと輝いていて綺麗!来宮橋からは、お花見ウォーキングコースになります。しばらく歩くと、赤い豊泉橋が見えてきます。河原に降りてみました。橋と桜、そして菜の花が美しい風景です。お花見ウォーキングコースは、桜のトンネルを楽しむ事も出来ますよ。

【河津桜原木とかじやの桜】

河津桜原木

河津川から一旦離れ、河津桜の原木を見に行きます。河津桜原木は、河津駅から町道を天城山へ向かって1.2kmの地点です。河津町田中の飯田氏宅の庭にあります。1955年頃、河津川沿いで芽咲いているさくらの苗を見つけ、庭先に植えたのが始まりだそうで、原木の樹齢は50〜60年くらいと言われています。これからもずっと枯れずに咲き続けて欲しいですね。
かじやの桜も末広がりに咲く形が美しい桜です。観光交流会館の目の前にあるので、団体のお客様はここで記念写真を撮る事が多いようですよ。

【川津来宮神社の大楠】

川津来宮神社の大楠

名木と言ったら、桜ではありませんが、こちらも見事でした!観光交流館から北に歩いて、5分ほどの場所にある川津来宮神社。実はパワースポットとして人気です。国の天然記念物に指定された、社殿奥にある樹齢1000年以上と言われている大楠。カメラのワイドレンズを持ってしても入りきらない巨大さ!静岡県下でも有数の巨木として知られ、7本の楠があったのですが、現存するのはこの1本となったそうです。大きなパワーを感じますね。パワーが欲しければ、ぜひ訪れてみて下さい!

【足湯でリフレッシュ】

さくらの足湯処

歩き疲れたので、足湯に行ってみました。河津川のそばには、いくつかの足湯処があります
伊豆なのでもちろん天然温泉。日帰り入浴施設も近くにあります。まずは笹原公園にある「さくらの足湯処」に行ってみました。たくさんの人で賑わっています。桜を眺めながら、足湯に浸かれるなんて贅沢ですね。しかも無料!血行促進で、足の疲れとむくみが取れすっきり!体がぽかぽかと温まりました。

所々で催しもあったようで、たまたま通り掛かったステージではジャズの生演奏が行われていましたよ。
テイクファイブなどの馴染みのある曲で、皆ノリノリでした。

楽しい時間はあっという間に過ぎましたが、河津桜まつりを十分楽しむことができました!

◆ライタープロフィール◆
バスツアー専属モニター:田中佐代子

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