弘前城の桜は満開!&青森のパワスポ巡り!

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皆様こんにちは!4月20日発「青森パワースポット&名所巡り1泊2日の旅ツアー」に同行させて頂きました、四季の旅・添乗員の奈櫻(なお)です。

 

羽田空港7時25分発のJL141便を利用し、青森空港には8時50分に着陸しました。

飛行機はあっと言う間に現地に着いてしまうので移動が楽ですね。

機内ではドリンクサービスが1回ありますが、私はいつもJALのコンソメスープを頂いています。

 

最初の立ち寄り先は、遺跡好きにはたまらない【三内丸山遺跡】です。

 


こちらの遺跡は1992年に青森県で始まった発掘調査で、縄文時代の大規模な集落跡が見つかりました。
この三内丸山遺跡の発見は、それまでの縄文時代のイメージを覆すような 大発見へとつながっていくのですね。



この遺跡が見つかるまで、縄文時代のイメージというと縄文時代の人々は少人数で素朴な生活をしており食糧を求めて移動していたというものが大半でした。
しかし三内丸山遺跡から見つかったのは、とても大きな掘立柱の建物跡。

これだけ大きな建物なので集合住宅か集会場と考えられます。どう考えても大人数で生活しているようにしか思えません。


 

 

さらに驚くべきことは巨大な6本の柱を使った、木造建設物の跡。
移動する生活を送っている人間ならば こんなに大きな建物をわざわざ作る必要はないでしょう。

 

つまり三内丸山遺跡の状況からは、大人数で定住しており、優れた技術を持っていたという縄文人のイメージが浮かび上がるのでした。

 

このように三内丸山遺跡は他の遺跡にはない特徴を持っていて縄文時代のイメージをひっくり返す可能性がある、重要な遺跡なのです。


 

 

2021年の7月には北海道北東北の縄文遺跡群の1つとして 世界文化遺産に登録されました。

最近、縄文時代に興味がある私にとっては、もっとゆっくり遺跡を見学したかったという気持ちもありました。

 

遺跡見学の後は【猿賀公園&猿賀神社】へ。


 

公園にはソメイヨシノやシダレ桜、八重桜など約330本の桜が咲き誇る猿賀公園では、毎年春に桜まつりが行われます。

公園内には池があり、鯉がいます。100円で鯉の餌が買えますが、その鯉が激しく餌を食べるのでここの鯉は「激しい恋」という恋愛の異名をとっています。

古くからの歴史ある猿賀神社はパワースポットとしても人気です。



蝦夷征伐のため坂上田村麿が「神蛇宮」として建立したと伝えられ、本殿は県重宝に指定されています。

藩政時代から農漁業、交通、眼の守護神として信仰されています。

御祭神は蝦夷を平定したとされる上毛野君田道命(かみつけののきみ たじのみこと)で、相殿神は保食神(うけもちのかみ)です。

日本神話に登場する神様で『古事記』には登場せず『日本書紀』の神産みの段の第十一の一書にのみ登場する女神様です。

保食神(うけもちのかみ)ってどんな神様か?

天照大神が保食神の所に天熊人(アメノクマヒト)を遣すと、保食神は死んでいました。保食神の屍体の頭から牛馬、額から粟、眉から蚕、目から稗、腹から稲、陰部から麦・大豆・小豆が生まれました。天熊人がこれらを全て持ち帰ると、天照大神は喜び、民が生きてゆくために必要な食物だとしてこれらを田畑の種とした。その種は秋に実り、この「秋」は『日本書紀』に記された最初の季節と言われています。

 

次は猿賀公園から車で約2分のところにある【盛美園】を見学です。



津軽で盛んであった、大石武学流の造園を代表する庭園である国の名勝の1つです。

 

庭園の南西には 和洋折衷の洋館、盛美館が建てられており、こちらの庭園や建物は、2010年(平成22年)のジブリ作品『借りぐらしのアリエッティ』に登場する屋敷や世界観・イメージの一部として大いに参考にしたと言われています。

 

1日目の最後は【弘前城の桜祭り】です。


 

桜前線の北上に伴って、4月の下旬ころから綻びはじめる弘前の桜は、幾重にも重なるように咲き誇り、青森を代表する果物「りんご」の剪定方法から生まれました。

日本一といわれる弘前の桜は、ひとつの花芽からいくつもの花が咲き、もこもこと迫力のある花付きが特徴です。

 

私たちが訪れた日は、桜超満開!どこを見ても桜桜桜🌸🌸🌸でした。
なんと八重桜など52品種約2,600本の桜が咲き誇っていました。



 

弘前城は「桜のトンネル」や「ハートの桜」が有名ですね。


 

 

なんと宿泊ホテルから徒歩約15分で弘前城にいけるので、夕食後に夜桜を見に行かれたお客様も多かったです。

本当に幻想的な夜桜の風景でした。

 

2日目は【岩木山神社】ご参拝からスタートします。



 

岩木山(津軽富士)の麓に鎮座する創建1200年の歴史がある、岩木山神社(津軽国の一宮)へ参拝です。

本殿まで続く長~い参道は木々に囲まれ厳かな雰囲気朝の散歩と思って歩いて頂きました。

 

この日はお天気が良かったので岩木山神社と岩木山が綺麗に見れました。


 

 

龍神様の口から勢いよく溢れる水は岩木山からの湧き水。
手を清めるだけでなく、飲むこともできますので、皆さん岩木山からの水のパワーを体中に取り込んで頂きました。

女性がこちらの水を飲むと、子宝にご縁があると言われています。

それにしてもここの柄杓の柄がとっても長いんです。


 

 

そして「2体の狛犬」が有名ですね。

上向きの狛犬は金運アップ、下向きの狛犬は恋愛運アップの御利益があるとされています。

 

岩木山神社の岩木山神社の御祭神は五神です。
よって五神すなわち五柱(いつはしら)は顕国玉神(うつしくにたまのかみ)、多都比姫神(たつひひめのかみ)、宇賀能売神((うがのめのかみ)、大山祇神(おおやまずみのっかみ)、坂上狩田磨命(さかのうえかりたまろのみこと)、以上五柱(いつはしら)をまとめて、岩木山大神(いわきやまおおかみ)と称しています。

とてもじゃないけど覚えられません・・・・・

 

そして忘れずに参拝して頂きたいのが末社の白龍大龍神です。

 

白雲大龍神は 岩木山神社における水神信仰の龍神様で、岩木山大神の1柱である多都比姫神(たつびひめのかみ)の荒魂が祀られています。

多都比姫神は厳島神社の祭神として有名な宗像三女神の一柱。
宗像三女神は厳島神社のように三柱一緒に祀られる場合や岩木山神社のように三女神のうちの一柱のみ祀られる場合もあるのですが、三柱総じて水や海と関係が深い場所(例えば滝や港など)に祀られ、龍神や水神信仰の対象とされています。

ちなみに龍神・財宝神として有名な弁財天は宗像三女神の一柱である市杵嶋姫命(いちきしまひめ)と同一神とされています。

 

岩木山神社はよく蛇と出くわす事で知られています。

蛇は昔から神の使いとして日本全国で信仰されており、岩木山神社でも蛇は御祭神の一柱である「白雲大龍神」の化身と云われ、境内で見かけるのは吉兆であるとされています。

宮司さんでさえ今年に入って「蛇」を境内で見なかったのですが、なんとお客様が蛇と遭遇したそうです。


 

 

お写真をお客様から頂いたので載せておきます。

私も次回参拝する機会があれば、蛇を探してみます。

 

 

次に訪れたのが【鶴の舞橋】です。


 

 

日本一長い全長300メートルもの三連太鼓橋「鶴の舞橋」として架けられました。

岩木山の雄大な山影を湖面に美しく映す「津軽富士見湖」の両岸を繋ぐ橋です。

パワースポットとしても人気を博しています。鶴が舞う姿をイメージした「鶴の舞橋」は「長い木の橋」=「長生きの橋」と読めることから開運長寿のパワースポットとされ、橋を渡ると長生きができるといわれています。

 

この鶴の舞橋、形はアーチ状で、橋が大空に舞う姿に見えるとされ鶴の舞橋と命名されていますが、実は鶴多町では、鶴と国際交流の里づくりをスローガンにこだわった町づくりを進めている事もあって、橋のデザインは二羽の鶴が飛翔する姿をモチーフにされて造られています。


 

 

鶴の舞橋まで来るにあたり、一言でいって不便です。
マイカーや観光バスじゃないといけないですね。路線バスが通っておりません。マイカーが無いと大変です!

JRの何年か前のコマーシャルで有名になって、すごく良い所だって事で観光名所になりました。

個人旅行としては車で自家用車で行くかレンタカー借りるか、タクシーで行くか。最寄り駅はJR陸奥鶴田駅となっています。
電車が到着する時間に合わせてタクシーが待機してくれています。


立ち寄り箇所が多い二日目なので、途中でお弁当を用意させて頂きました。

彩も良くお客様には好評でした!


 

そして、朱色の鳥居が続く高山稲荷神社へ、青森県日本海側には「千本鳥居」が異空間を感じさせる【高山稲荷神社】です。

京都の伏見稲荷神社が有名ですが、青森の日本海側にも朱色の鳥居が並ぶ光景は必見です!

鎌倉から室町にかけての創建と伝えられ、ご祭神は宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)、佐田彦命(さたひこのみこと)、大宮能売命(おおみやめのみこと)。

五穀豊穣、海上安全、商売繁盛の神様としてご利益のある神社と言われています。

 


 

 

お稲荷さんと言ったら、御祭神は決まってます!宇迦之御魂神(ウカノミタマ)です。

 

全国各地に数多くあるお稲荷さんで知られる稲荷神社のご祭神が、このウカノミタマノカミ。
「ウカ」とは穀物を意味し、その魂を表す。 そのため五穀豊穣を司り、途中からお稲荷さんを信奉した商人が成功をおさめていったことから、商売繁盛の神様としても広く崇められていますね。


 

 

そして最後の観光スポットは【津軽三味線会館】にて本場の津軽三味線のLIVE演奏。
テレビから聞こえる音色とは全然ちがい、やはり生の三味線の音色は良いです♬

 

実はこの津軽三味線会館の正面には、小説家・太宰治の生家「斜陽館」があります。太宰治ファンならなおさら、ファンじゃない方達でも十分に楽しめます。


 

私のお勧めは、津軽三味線会館の近くにある「雲祥寺」です。
ここは太宰治が幼少期に乳母と共に頻繁に訪れたお寺です。御本堂には地獄絵の掛け軸があり、そこに描かれている様々な鬼が死後にその人の一生のうちの悪事を裁き罰を与えると言われています。

太宰に限らず子供たちが、このように親からしつけを受ける光景は今も変わりませんね。

 

2日間とても充実したツアーでした。

ご参加した皆様、本当にありがとうございました!!!

 

次回は7月27日(土)発です。

1日目の行程が、三内丸山遺跡の代わりに「田んぼアート」を見に行きます。

田んぼをキャンバスに見立て、色の異なる稲を絵の具代わりに巨大な絵を描く「田んぼアート」です。

四季の旅では、その発祥の地である田舎館村を訪れます。

またこの田んぼアートも綺麗なんですよ!

 

ツアーの詳細は下記をご覧くださいませ。

ご参加お待ちしております♬♬♬

青森パワースポット&田んぼアート1泊2日の旅▼

https://www.shikiclub.co.jp/shikitabi/trip_stay/aomori_tanboart.html

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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