この記事は、「秩父羊山公園の芝桜と三峯神社参拝ツアー」の紹介記事です。(2024年4月30日参加)
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色とりどりの羊山公園の芝桜と埼玉屈指のパワースポット、三峯神社の組み合わせは、パワースポットツアーの老舗である四季の旅ならではのツアープランと言えるでしょう。
羊山公園では、ピンクや白、紫など多彩な芝桜を楽しめます。その面積は約17,600平方メートルで、2024年時点で10種類以上、40万株以上の芝桜が植えられています。さらに、芝桜の開花期間中には、「ちちぶマルシェ」が開かれ、地元の特産品の買い物や屋台の食事が楽しめます。
三峯神社は標高約1,100メートルに位置し、清らかな空気の中で大自然を感じながら参拝できるパワースポットです。
ツアー行程では、三峯神社参拝から秩父羊山公園へ向かいます。しかし、このツアープランは春の花シリーズに入りますので、秩父羊山公園の芝桜から紹介します。
目次
秩父羊山公園の芝桜は、2024年では10種類!
秩父羊山公園の滞在時間は2時間(120分)です。昼食を取る時間も十分あり、食事は芝桜の丘にある「ちちぶマルシェ」でとります。秩父羊山公園と芝桜
秩父羊山公園は秩父市のシンボルの一つである武甲山(1,304m)の麓、羊山丘陵の斜面を利用して作られた市営公園です。戦前に県の綿羊種畜場が設けられていたことにより、「羊山」の名が付いたと言われます。様々な色の「芝桜」を組み合わせた眺望は、まるでパッチワークのようです。芝桜は北アメリカ原産の多年草です。花の形がサクラに似て、芝のように地面をはって広がることから芝桜と呼ばれています。日当たりと水はけの良い場所を好みます。
2024年の秩父羊山公園の芝桜は10種類
芝桜と聞くと、私はピンク一色の絨毯を想像していました。ですから、羊山公園「芝桜の丘」のリーフレットを手にした時、種類が10種もあることに驚きました。©️羊山公園 リーフレット
羊山公園の芝桜は10種類ありますが、咲く時期が少し異なるため、すべてが同時に咲いているわけではありません。また、名前が確認できたのは5種類だけでした(謝)。- スカーレットフレーム
- アメージンググレース
- エメラルドクッション
- オータムローズ
- 多摩の流れ
- マックダニエルクッション
- モンブラン
- オーキントンブルーアイ
- 紅音(あかね)
- しらさぎ
それでは、芝桜の丘を散策しましょう!
芝桜の丘には入園口が3つありますが、私たちは南の方「菖蒲田口」から入りました。駐車場から15分ほど歩きます。下の写真2枚は、入ってすぐ向かって左側(全体の1/4面)と右側(3/4面で広い)を見た感じです。そして、遥か前方の彼方に武甲山が位置します。上の写真では右側に登って前方を見ると、武甲山が眺望できるはずですが、武甲山は雲の中に隠れていました(写真下)。
オーキントンブルーは、可憐な芝桜のイメージそのものですね。透明感があります。
マックダニエルクッションは、オーキントンブルーより濃いめです。
ほぼ中程から右上を見ています。この辺りの芝桜はマックダニエルクッションとモンブラン(下)です。
モンブランは、白い芝桜の代表的な品種で、葉は明るい黄緑色が特徴です。
入ってきた菖蒲田口からは反対側の、芝桜の丘の一番奥の方面です。
オータムローズは、優しい桃色ですね。上で紹介したマックダニエルクッションと比べてみてください。
入ってきた菖蒲田口を振り返りました。これより左上に歩いて行き、ちちぶマルシェで食事をとりたいと思います。
ここの向こうに、屋台の広場とも言うべきちちぶマルシェがあります。
多摩の流れは、白の縞模様が特徴的です。ちちぶマルシェで売っていました。
ジビエもあるよ!ちちぶマルシェ
屋台では、そばやうどんをはじめ、いなり寿司弁当、焼きしいたけ、ニジマスの塩焼き、埼玉B級ご当地グルメ「みそポテト」など、豊富なメニューが用意されています。これらは広場の中央に設けられた場所で、ゆっくりと食べることができます。猪鹿のジビエがある屋台には驚きました。猪や鹿の串焼きがあり、右前に猪の剥製までありました。
秩父発祥の名物わらじかつ丼です。
昼食は、片わらじかつ丼(800円)と秩父麦酒(600円)にしました。タレは甘い方で、かつはカツレツで薄くしたタイプです。並びの屋台では、豚みそ串と豚みそ丼もありました。
ビールは、秩父麦酒の中から「金熊のピルスナー」を選びました。このビールは、苦味が少なくアロマを効かせたフルーティなクラフトビールです。
前後しますが、次に三峯神社を紹介します。
三峯神社の超強力な縁結びスポット
三峯神社近くにある駐車場に着いたのが、10時45分でした。これから80分間の三峯神社参拝の自由時間です。三峯神社の参拝は三ツ鳥居から
駐車場から3分ほど登っていくとと、珍しい白い三ツ鳥居が現れます。ここで神域を守っているのは狛犬ではなく、右には「神徳」、左には「無邊」のお犬様(オオカミ)です。
今から1900年ほど昔、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東夷平定の帰り道に山梨県から奥秩父の山々を超えて、国生みの伊弉諾尊(イザナギノミコト)と伊弉册尊(イザナミノミコト)をお祀りしたとき、案内したのがオオカミでした。以来、お使いの神すなわち御眷属になっています。
三ツ鳥居をくぐると、杉並木が聳えた参道があり、午前中の清浄な空気が流れているのを感じます。
先には、右に奥宮の遥拝殿への階段、正面の小丘に日本武尊の銅像、そして左に随身門へと続く交差点に出ます。
遥拝殿への階段。今日は曇りで見えませんが、晴れていれば、三峯神社の奥宮がある妙法ヶ岳を眺望できます。
小丘の上にある日本武尊銅像は高さ5.2mです。
日本武尊銅像の近くには、あの空手で有名な大山倍達之顕彰碑がありました。
金文字の「三峯山」の扁額(へんがく)が立派な随身門です。
随身門のさらに先にも、杉並木の参道が拝殿と本殿へと続きます。
龍が好きな方は、見逃さないようにご注意ください。手水舎の天井には、見事な龍の浮き彫りがあります。
三峯神社の拝殿と本殿
【ご由緒】日本武尊が平定した東国を巡行された父である景行天皇が、美しい雲取山、白岩山、妙法ヶ岳の3つの峰を見て、「三峯山」と名付け、「三峯の宮」の称号を授けました。古くは役行者が修行をした聖地と伝えられ、修験道の道場としても知られています。
拝殿の両脇には、鎌倉時代の武将「畠山重忠」が植樹したと言われている樹齢800年のご神木「重忠杉」が聳えています。
触ることができますので、ご神木の「氣」を感じとってください。三峯神社では、「気」を「氣」の文字で表記しています。
拝殿の黄色と赤色の彫刻は、豪華絢爛です。
そして、本殿です。
【ご祭神】
伊弉諾尊(イザナギノミコト)
伊弉册尊(イザナミノミコト)
【ご神徳】
開運成就、夫婦円満、厄除け一般
拝殿の左下には、2012年の辰年から浮かび上がった龍神の模様があります。縁起物として、写真に撮って待ち受け画像にすると良いとされています。
拝殿の右にある祖霊社(左)と国常立神社(右)
国之常立神(クニノトコタチノカミ)は、日本神話に登場する神です。『日本書紀』においては、初めての神とされています。
手前から日本武尊社、伊勢神宮、摂末社の並びになります。
人気の「氣」守は、4色
拝殿の左に入ると社務所があり、御朱印をいただけます。以前は社務所の前におみくじや人気がある氣守(桃・赤・緑・黒)などの実物が並んでいましたが、今は専用の「神符守札申込用紙」から申請しますので、ご注意ください。
なお、毎月一日のみにいただけた浅田真央さんによって有名になった「白い氣守」は、コロナ禍以後は配布されていません。
えんむすびの木〜あなたは誰と縁を結びますか?
社務所から2、3分歩くと、「えんむすびの木」の社があります。
えんむすびの木は社の上に聳えていて、モミとヒノキの木が寄り添い一つになっています。
そして、さらに先には三峯神社最強のパワースポットの遠宮・お仮屋神社があります。
三峯神社最強のパワースポットは、遠宮・お仮屋神社
この階段を登っていくと、お仮屋神社の社の横に出ます。下のような写真を撮るには、一度階段を下りてください。
ご由緒によれば、日本武尊が初めて三峯神社を祀った際、道案内を務めたのがお犬様(オオカミ)でした。その忠実さと勇猛さによって、お犬様は三峯神社の御眷属(お使いの神)として定められました。
三峯神社の御朱印
三峯神社公式サイト
→https://www.mitsuminejinja.or.jp/
まとめ
秩父羊山公園では、ピンクや白、紫など多彩な芝桜を楽しむことができます。その面積は約17,600平方メートルで、2024年時点で10種類以上、40万株以上の芝桜が植えられています。さらに、芝桜の開花期間中には、ちちぶマルシェが開かれ、地元の特産品の買い物や屋台の食事が楽しめます。
三峯神社は標高約1,100メートルに位置し、清らかな空気の中で大自然を感じながら参拝できる埼玉県屈指のパワースポットです。
ただ、三峯神社は人気があり、今日は拝殿の前には常時参拝者が多く、20〜30分待たなければならない状況でした。滞在時間が80分では少し短いかもしれませんので、あらかじめ見るべきところを決めていたほうが良いかもしれません。
色とりどりの羊山公園の芝桜と埼玉屈指のパワースポットである三峯神社のツアープランは、まさに四季の旅ならではですね。
こちらのツアーに参加するにはコチラ
秩父羊山公園の芝桜と三峯神社参拝ツアー
※当記事の内容は個人の感想を含み、諸説ある話の1つを基に作成されているため客観的な事実を表すものではありません。 また、特定の説を支持したり、異なる説を否定したりするものではないことをご了承ください。 なお、内容についてのご質問はお受けいたしかねます。
この記事を書いた人
渋谷 良久
2007年頃から、年に2〜3回趣味で日帰りバスツアーに参加していました。
当初は、はとバスをメインに、読売旅行、クラブツーリズムなどを利用していました。
2017年頃から神社に興味を持つようになり、(株)四季の旅のツアーに参加するようになりました。
カメラを持ってあちこち動いていますが、皆さんのご迷惑にならないよう気をつけています。
どうぞ、よろしくお願いいたします。