この記事は、「日本三名瀑 袋田の滝と花貫渓谷の紅葉バスツアー」の紹介記事です(2023年11月15日参加)。
こちらのツアーに参加するにはコチラ
茨城県には、自然溢れる魅力的な観光地が数多くあります。その中でも、袋田の滝と花貫渓谷は特に人気です。
袋田の滝は日本三名瀑にも選ばれ、落差120メートルの迫力ある滝。特に秋には滝壺に映る紅葉が美しく、見どころ5選を紹介します。また、花貫渓谷は花貫川の渓谷に沿った紅葉並木と汐見滝吊り橋などの見どころ3選を紹介します。
それでは、袋田の滝と花貫渓谷の紅葉バスツアーに出発しましょう。
目次
道の駅 常陸大宮かわプラザ 3つのアドバイス
バスは友部SAで一回休憩し、11時10分に『道の駅 常陸大宮かわプラザ』に着きました。まずは早いですが、腹ごしらえです。
(滞在時間:11:10~12:10の60分間)
フードコーナーの券販売機は1つ
CowCowには、各種ステーキ、牛カツ定食、牛鉄板焼定食、ハンバーグ定食、カレーライスなどがあります。
麵屋げんきには、各種ラーメン、餃子、チャーハン。おすすめは名物・藤右衛門ラーメンで、粉こんにゃくを混ぜた麺で、商工会女性部の呼びかけから生まれました。直売所でも売っています(生・2食入り580円)。
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牛カットステーキ 100g定食(980円)
100gとは思えないほどのボリューム感があります。鉄板はジュージューいうほど熱くありませんので、すぐ食べられます。
また、ニンニクたれとニンニク+塩パウダーをつけて食べます。ニンニクの臭いはほとんどありませんので、バスに戻っても安心です。
瑞穂牛メンチカツ(200円。写真右上)
牛肉の味がよくわかるアツアツで、おすすめです。
『レストラン常陸亭」は日本食堂
麵屋げんきの右手にあるレストラン常陸亭。
鮎天そば、天ぷらそば(うどん)、鮎、肉や野菜の天重、かつ丼、カツカレーなど、いわゆる日本食レストランです。
入口すぐ左にある直売所ではお弁当を販売
今日は平日で11時10分に着きましたので、券売機はすいていました。しかし、土・日・祝日で混んでいる場合は、お弁当を買うのもいいでしょう。食後はジェラート&スムージーもよいですが、外の眺めも広大でゆったり気分を満喫できます。写真上のフードコーナー右奥のドアから、外に出られます。
道の駅 日立大宮 かわプラザ
→https://www.michieki-hitachiomiya.jp/
花貫渓谷見どころ3選
(滞在時間:13:10~14:10の60分間)緑から赤へと自然が移り変わる花貫渓谷の秋。
花貫渓谷の駐車場に着くと、紅葉シーズンならではのたくさんの屋台が出ていました。
きのこそば(うどん)もいいけど、食後でなければ、あんこう唐揚を食べてみたかったですね。
ゆずみそはこちらの名物のようです。袋田の滝のお土産屋には、元祖ゆずみそと表記されたものが販売されていました。
メインの汐見滝吊り橋へは約800m、渓谷に沿ってゆっくり歩いて20分ほどです。
けっこう、色づいていますね。
汐見滝吊り橋
花貫渓谷の紅葉といえば、なんといっても「汐見滝吊り橋」。名前の通り、吊り橋の上から汐見滝が見られます。
紅葉の季節は観光客がかなり多く、一時は吊り橋の上は人だらけでした。写真はじっくり待って撮ったものです。紅葉がもっと赤くなっていればと思いましたが、来られただけでも幸せです。
また吊り橋って、かなり揺れるのには少し驚きました。「吊り橋効果」は現実にあるかも、と感じました。
汐見滝吊り橋ですが、次は渓谷に降りて見上げてみましょう。吊り橋の少し手前40mぐらいのところから下に降りられます。
雨上がりなどの場合、滑りやすくなっていますので、トレッキング・シューズがおすすめです。
汐見滝
(写真上)吊り橋から見下ろした汐見滝です。
(写真下)渓谷に降りて撮った汐見滝です。
吊り橋から撮ったものを拡大すれば大差ないように見えるかもしれませんが、実際に滝を目の前に見るとはるかに臨場感があります。
そして、集合時間が迫ってきたので、バスの駐車場へ帰ります。その前に……
乙女滝・不動滝
この乙女滝と不動滝は、駐車場から花貫渓谷へ入るすぐ左にあります。まずは汐見滝吊り橋をみてから、時間があれば見てください。雨上がりなどは、渓谷に降りる時は、滑らないよう足場に気を付けてください。
乙女滝(写真上)・不動滝(写真下)
花貫渓谷
→https://www.ibarakiguide.jp/spot.php?mode=detail&code=23
袋田の滝見どころ5選
(滞在時間:15:00~16:40の90分間)日本三名瀑は以下の三滝です。
1. 栃木県「華厳ノ滝」
2. 和歌山県「那智の滝」
3. 茨城県「袋田の滝」
袋田の滝
高さ120m、幅73m。
四段に落下することから別名「四段の滝(よどのたき)」。ですから「四度瀧不動尊」(後述)が、滝観瀑トンネル内にあるのですね。
いざ、滝観瀑トンネルへ向かいます。
ここから、滝観瀑トンネルがはじまります。四季に合わせたイルミネーションがワクワク感を誘います。
第1観瀑台へは201m。その少し先に第2観瀑台へのエレベーターが左にあり、入口から5分ほどです。
第1観瀑台より前にある「恋人の聖地モニュメント」は、後で戻ってこなくてもいいように先に見ておきましょう。
恋人の聖地モニュメント
袋田の滝がある大子町の鳥「オシドリ」をモティーフにしています。いまや、袋田の滝は恋愛パワースポットなのです(後述する滝のハートを含めて)。
どちらのエレベーターからでも、第2観瀑台へあがれます。
袋田の滝全景は第2観瀑台から
第2観瀑台からの袋田の滝全景。これぞ!四段の袋田の滝といった光景が眺望できます。
袋田の滝が恋愛のパワースポットになった一因が、流れる水の中にハートが見られるといったことがあります。
あなたには水の流れの中に、ハートが見えますでしょうか?
袋田の滝ハートプロジェクトとは?
2015年10月、袋田の滝がNPO法人地域活性化支援センターによって「恋人の聖地」として認定されました。ハートプロジェクトは世界に向けて袋田の滝と大子町を魅力的にアピールし、インバウンドの促進に取り組んでいます。
ここで、もう一度お聞きします。ハートが見えましたか?
……………
……………
……………
水の流れですから、見える見えないかは個人差がありますので、正解はないと思います。
しかし、ハートに見える場所は以下です。上の画像をもう一度見てください。ハートの左上のふくらみが少々足りませんが、ハートだと言われるともはやハートにしか見えませんね。
大子袋田の滝ハートプロジェクト
→https://www.facebook.com/daigoheart/?locale=ja_JP
雄大さは第1観瀑台からの眺望
第2観瀑台からエレベーターでおりてすぐの第1観瀑台に出ると、すぐ目の前に滝が迫ってくるかのようです。こんなに近くで滝が見られるのは、袋田の滝ぐらいでしょうか。
そして、右下の方へ眼を向けますと、吊り橋が見えます。
第1観瀑台から吊り橋へ
滝観瀑トンネルに戻ると、すぐ吊り橋へ行く表示があります。第1観瀑台から吊り橋へおりていくと、さっきまでいた第1観瀑台と滝の位置関係がはっきりとわかりますね。手前の木などが紅葉で赤くなっていたら、もっと良い写真になっていたでしょう。
今度は、第1観瀑台と吊り橋の位置関係がわかりますね。
袋田の滝・情緒ある街並み
温泉街のようなお土産屋や食事処が多くあります。お茶屋などでは、ほとんど鮎の塩焼き(500円)を販売していました。
道の駅 常陸大宮かわプラザでも鮎を使ったメニューが多くありました。鮎って茨城県の名産品なのでしょうか?
茨城県の名産というより、鮎は清流にしか住まないので、花貫川や袋田の滝がある久慈川上流の滝川は清流ってことですね。
【番外】滝胎内観音(滝見観音)と四度瀧不動尊
滝胎内観音(滝見観音)
滝観瀑トンネルに入るとすぐ右あります。
一般的に、観音像が滝の中にあり、滝の水がそのまま観音像にかかっている様子が神聖で美しいとされています。
滝胎内観音は、滝の清流から生まれる清浄な空気が信仰の対象とされ、観音菩薩への信仰があつい場所となっています。
四度瀧不動尊
観瀑台へのエレベーター近くの滝観瀑トンネル内にあります。
不動明王は、密教の護法善神の一柱で、厄難や災厄を払います。不動明王のご加護を得るためには、四度滝に打たれるとされています。
四度滝は、不動明王の加護や清められた水を求めて多くの信仰者が訪れる場所となっています。
袋田の滝
→https://www.town.daigo.ibaraki.jp/page/page001474.html
まとめ
袋田の滝と花貫渓谷の見どころを紹介してきました。袋田の滝は第2観瀑台から全景を、第1観瀑台からは雄大な滝の落下を、そして情緒ある街並みも紹介しました。
花貫川渓谷の紅葉はすこし早かったですが、汐見滝・乙女滝・不動滝を紹介しました。
袋田の滝と花貫渓谷は、どちらも見どころ満載でした。これらのスポットで心に残る旅の思い出を、バスツアーでつくってみてください。
こちらのツアーに参加するにはコチラ
日本三名瀑 袋田の滝と花貫渓谷の紅葉バスツアー
※当記事の内容は個人の感想を含み、諸説ある話の1つを基に作成されているため客観的な事実を表すものではありません。
また、特定の説を支持したり、異なる説を否定したりするものではないことをご了承ください。
なお、内容についてのご質問はお受けいたしかねます。
この記事を書いた人
渋谷 良久
2007年頃から、年に2〜3回趣味で日帰りバスツアーに参加していました。
当初は、はとバスをメインに、読売旅行、クラブツーリズムなどを利用していました。
2017年頃から神社に興味を持つようになり、(株)四季の旅のツアーに参加するようになりました。
カメラを持ってあちこち動いていますが、皆さんのご迷惑にならないよう気をつけています。
どうぞ、よろしくお願いいたします。