皆さまこんにちは!
スタッフの黒羽です。
3月にに入りだいぶ暖かくなってきましたね。
今回は春のお花見登山!ひたちアルプスをご紹介したいと思います。
<日立の大煙突と山に咲く大島桜>
茨城県北部にある日立市は皆さまもご存知の日立製作所発祥の地という事で日立関連の工場もたくさんある企業城下町です。
<春には市内いたる所で桜が満開になり桜の街となります>
日立アルプスってあまり聞いた事ないという方も多いと思いますが、日立アルプスは阿武隈山系南側に位置する低山ハイキングコースとして近年人気の山となっています。
太平洋に面しており、海が一望出来る山もあれば反対側は遠く日光、那須連山、奥久慈山系まで一望出来るポイントもあり四季折々楽しめる山なんです。
<御岩山神社賀毗礼の峯より日光、那須方面を望む>
<途中にはこんなヒサカキのトンネルも>
あまり知られていないのですが、実は日立市は桜が大変有名で毎年春にはさくらまつりが開催されており、その時期に合わせて神峰神社の祭礼「日立風流物」という山車が毎年披露され観光客を楽しませています。
この日立風流物はユネスコ無形文化遺産にもなっておりまして毎年たくさんの観光客で賑わいをみせています。
<日立市内平和通り、ここでさくらまつりが開催され「日立風流物」がお披露目されます>
そもそもなぜ、桜が有名になったかと言いますと日立には日本三大銅山のひとつ、日立鉱山がありました。
明治、大正時代、日立鉱山からは植物を枯らしてしまう煙が発生し問題となっており、その問題を解決すべく噴火活動が続く伊豆大島から煙に強い大島桜を植林したのが始まりと言われています。
その大島桜がすくすく育ち山々にはたくさんの桜が現在も見られる様になりました。
<市内より大煙突、日立アルプスを望む>
今回の日立アルプスルートはその日立鉱山の足跡を辿りながら登るルートとなっており、神峰山山頂では神峰神社奥宮に参拝し、たくさんの新緑と山桜を見ながら春の気分を味わってもらえるコースです。
ルートの最後にはパワースポットで有名な御岩神社山頂方面から神社に参拝しゴールとなります。
<神峰山山頂に鎮座する神峰神社奥宮>
前回催行された際にご参加頂きました皆さまには楽しかったと言って頂きとても嬉しい限りです。今回はその桜バージョンなので景色もより楽しんで頂けると思います!
春の新緑と山桜、そして御岩神社への参拝と盛りだくさんな茨城の春のトレッキングぜひいかがでしょうか。ご参加お待ちしております。
四季の山旅シリーズ|四季の旅 (shikiclub.co.jp)
この記事を書いた人
くろさん