この記事は、「パワースポットの聖地/三峯神社 奥宮トレッキングツアー」の紹介記事です(2024年6月20日参加)。
こちらのツアーに参加するにはコチラ
三峯神社 奥宮トレッキングツアーは、初心者でも安心して参加できる、関東有数のパワースポットである三峯神社 奥宮への参拝バスツアーです。
毎年5月から10月の期間限定で開催され、ツアースタッフが案内するため、安全にトレッキングを楽しむことができます。
標高1,329mの奥宮までの道のりは整備されており、三峯神社の神聖なパワーを全身で感じることができる特別な体験ができます。
このレポートで、三峯神社 奥宮トレッキングの大まかな全体図が掴めますよ。
- ★シニアの方々も奥宮参拝ができます。
- ★奥宮参道入口から奥宮までに3つの鳥居があり、大体の目安になります。
- ★トレッキング中はスタッフが前方と最後尾におりますので、遅くなっても置いてきぼりにはなりませんのでご安心ください。
- ★トレッキングは2時間25分、休憩を含めて3時間前後です。
奥宮参道入口
↓ 約10分
一の鳥居
↓ 15分:林の中を歩いていきます
二の鳥居
↓ 30分:ジグザグに急坂を登ります(途中2か所に休憩できるベンチがあります)
三の鳥居
↓ 前半:15分。尾根部分。なだらかになりますが、谷に注意
↓ 後半:15分。最後の一踏ん張り!鎖場と急な石段
奥宮山頂(奥宮参拝)
↓ 下山:60分
奥宮参道入口
↓
三峯神社 三ツ鳥居
目次
三峯神社 奥宮トレッキングへ出発!
秩父市営駐車場に10時着。これから4時間のフリータイムがあり、奥宮へのトレッキングは往復約3時間です。三峯神社 奥宮参道入口は、向こうに見える山麓亭の向かって右手前にあります。秩父市営駐車場から約3、4分ほどです。
三峯神社奥宮は妙法ヶ岳の頂上(1,329m)にあり、ここからのトレッキングは2.5kmです。
一の鳥居までは皆さん揃って進みますが、後半になるにつれて、個人のペースの違いから人々がバラけていきます。
しかし、いつもスタッフの一人が最後にいますので、ご安心ください。では、出発しましょう。
2日前は豪雨、昨日は猛暑、そして今日は晴天で、絶好のハイキング日和です!道も乾いており、滑る心配もほとんどありません。
三峯神社 奥宮トレッキング 一の鳥居
10分ほど平坦な道を歩くと、一の鳥居に到着します。そこでスタッフから、これからのトレッキングに役立つアドバイスをもらいました。
それは、階段状の場所(木の根も含む)では、膝を伸ばし切らないようにすることです。膝が伸び切ると負担がかかるので、ストレッチとは逆の考え方を取ります。
そのため、できるだけ勾配の少ない場所を見つけて歩くようにしましょう。後で写真でもわかるように、いくつか道を選べる場所が多々あります。
一の鳥居をくぐると、すぐ右側には登山者名を書ける棚もあります(任意)。また、杖にできる木の棒もあります。
この辺はまだ緩やかですので、皆さん、歩き方に余裕がありますね。
だんだんと、木の根が入り込む険しい道になってきました。
三峯神社 奥宮トレッキング 二の鳥居
一の鳥居から約15分で二の鳥居に到着します。ここからは、道がジグザグで急な登りになります。
しかし、三の鳥居までには休憩できるベンチが2か所ありますので、まずは1つ目のベンチを目指しましょう。
ここでは、皆さんは階段状になった木の根を選んで歩いていますが、すぐ左側のなだらかな方を歩くと楽です。
私は皆さんよりも右側のなだらかな登りを選んで歩いています。このように、いくつかの道が選べる場所があります。
第一のベンチで軽い休憩をする
そして、こちらが第一の休憩場所のベンチです。日差しはオアシスのように優しく、この辺りからはそれぞれのペースで登っていきます。
「三峯神社 1.3km」とありますが、ここから拝殿と本殿までの距離です。奥宮参道入口からは0.75kmで、まだ半分も来ていません。
この辺りの登りになると、体力も減ってくるので皆さん黙々と歩いています。そして、人によってペースが異なり、どんどん距離が開いていきます。
第二のベンチで軽い食事をする
そして、ここが休憩できる第二のベンチです。皆さん、SAのコンビニで買ってきたランチや軽食を食べる方が多かったです。
「三峯神社」と「妙法ヶ岳(奥宮)」だけの表示で、距離はわかりません。手前の看板には「雷のつめ跡」という表示があり、雷に対する注意事項が書かれています。
左側にはガードレールがありませんので、雨の日などは特に注意が必要です。
三峯神社 奥宮トレッキング 三の鳥居
三の鳥居です。三峯神社の三ツ鳥居を思わせるような白い鳥居です。奥宮と浮き彫りされた扁額(写真下)が、精神をキリリと引き締めてくれます。
妙法ヶ岳(奥宮)まで、残り0.6km!ここまで来ました。あと一踏ん張りです⁉︎
結構きつい登りの場所もあり、木の根を掴まなければならない段差もあります。看板には、「転倒・転落・落石等への事故防止に努めてください。」と、一般的な山道での注意事項が書かれています。
この辺りは尾根になりますので、奧宮参道は登ったり、下ったりします。
また、この辺りから最後の難所が始まります!木の根を掴んで登らなければならない場所もあります。
そして、ポールを掴んで上ります。この先には下りも出てきます。
かなり急な下りなので、注意しましょう。
ここで、上から先導していたスタッフから「降りる人がいますので、そこで待機していてください」との声がありました。
この階段は狭いため、一方通行での安全確保のためです。待つこと7〜8分して、最後の難所に進みます。
この急な階段の上にさらに急な階段がありますが、奥宮はもう目の前です。
頂上手前では、登る際も降りる際も手すりにしっかり捕まり、体を安定させましょう。
三峯神社 奧宮へ登攀
妙法ヶ岳の頂上、標高1,329mの奥宮に登りきりました!拍手、拍手、拍手!自分を褒めてください!
奥宮からの眺望の素晴らしさ!風も清々しく、登った甲斐があったとしみじみ感じます。
奥宮に向かって左奥にある秩父宮殿下御登山記念碑は、昭和天皇の弟である秩父宮雍仁親王殿下(ちちぶのみや やすひとしんのう)が昭和8年(1933年)の夏に奥秩父へ登山されたことを記念して建てられました。
秩父宮殿下御登山記念碑のさらに奥から、三峯神社の方を見下ろす眺望です。
残念ながら、三峯神社の場所がどこかはわかりませんでした(謝)。
それでは、登ってきた奥宮参道を下りて、三峯神社を参拝し、奥宮の御朱印もいただきに行きましょう。
三峯神社 奥宮の御朱印のもらい方
三峯神社 奥宮の御朱印は、三峯神社の御朱印と同様に社務所でもらえます。必ず「奥宮を参拝しました」と自己申告してください。
三峯神社を参拝!
三峯神社の東方に聳える雲取山・白岩山、妙法ヶ岳の3つの峯が美しく連なることから、三峯と呼ばれます。珍しい白い三ツ鳥居と狛犬ならぬ白いお犬様(オオカミ)は、三峯神社の象徴です。
今から約1900年前、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東夷平定の帰り道、山梨県を出発し、奥秩父の山々を越えて、国生みの伊弉諾尊(イザナギノミコト)と伊弉册尊(イザナミノミコト)をお祀りした際、案内したのがオオカミでした。
その後、オオカミは日本武尊のお使いの神とされ、御眷属(一族の者、 身内の者)として尊ばれています。
杉並木の参道はいつ来ても、気分が清々しくなります。
三峯神社の随身門
金文字の「三峯山」の扁額(へんがく)が立派な随身門です。
この参道の分かれ道、右へ行くと拝殿の横に、左へ行くと拝殿に上がる階段に出ます。
三峯神社の拝殿と本殿
【ご由緒】景行天皇が東国を巡行された際、美しい雲取山、白岩山、妙法ヶ岳の三峰を見て「三峯山」と名付け、「三峯の宮」の称号を授けました。この地は古くから役行者が修行した聖地とされ、修験道の道場としても知られています。
拝殿の前には、鎌倉時代の武将「畠山重忠」が植えたと伝えられる樹齢800年のご神木「重忠杉」が両側にそびえ立っています。
拝殿の左下には、2012年の辰年から現れた龍神の模様があります。縁起が良いとされ、写真に撮って待ち受け画像にすると良いとされています。
ご神木「重忠杉」は、どちらも触ることができます。この御神木の木片が「氣守り」の中に納められているそうです。
ご神木の「気」を感じ取ったお二人は、幸せな生活が待っていそうですね。
左の大きい方が拝殿、右が本殿になります。
【ご祭神】
伊弉諾尊(イザナギノミコト)と伊弉册尊(イザナミノミコト)は、日本神話における主要な神々の一組で、天地開闢(てんちかいびゃく)や生命の創造を担う神とされています。
二柱の神は最初の夫婦とされ、日本の国土を創造したとされています。
【ご神徳】
伊弉諾尊と伊弉册尊をご祭神とする神社では、さまざまなご利益が伝えられています。具体的には、開運成就や夫婦円満、家庭安泰、そして厄除けなどがあります。
特に夫婦円満や家庭の安定を願う信仰が強く、結婚式や家族の安全を祈る場として信仰されています。
興雲閣と小教院
お時間があれば、興雲閣1Fの大食堂で名物「しいたけ丼」を食べてみてください。フライの衣がサクサクでいい感じです。秩父の山中で育ったしいたけは、あらかじめ甘めのタレに漬け込んでいるようで、とても柔らかな食感です。
また、小教院でゆっくりとコーヒーを飲んでみてください。この小教院の左側からは、「えんむすびの木」と三峯神社の最強パワースポットとされる「遠宮・お仮屋神社」へ数分で行けます。
今回は行けなかったので、2024年4月30日に撮影した写真を載せておきます。
えんむすびの木は社の上に聳えていて、モミとヒノキの木が寄り添い、一つになっています。
【詳細ページへ】秩父羊山公園の芝桜と三峯神社参拝ツアーは自然と神秘の出会い!
三峯神社 遥拝殿から奥宮を望む!
そして最後に、遥拝殿から妙法ヶ岳の頂上の奥宮を確認しました。2時間程前には、あそこに立ってこちらを眺めていたのかと思うと、感慨深くなりました。
三峯神社の参道に戻り、今日の奥宮トレッキングのバスツアーは無事終わりました。
三峯神社の御朱印
三峯神社のお土産とお食事処
大島屋
この大島屋には、秩父名物のわらじかつどんや山菜そば・うどん、しいたけそば・うどんなどがあります。冷たいものでは、くるみ汁そば・うどんがあります。
また、みそポテトは、秩父の名物であるB級グルメで、蒸したジャガイモを天ぷらにして、甘い味噌ダレをかけた料理です。B級グルメと呼ばれるものの、その歴史は長く、埼玉県秩父地方では昔から定番のおやつとして親しまれてきた本物の「郷土料理」なのです。
お茶屋 山麓亭
山麓亭は奥秩父で唯一、いつでもいもでんがくが食べられるお店で、やまめ塩焼きも大好評です。ここで標高1,100mです。
三峯神社 奥宮トレッキング[まとめ]
この記事では、「パワースポットの聖地/三峯神社奥宮トレッキングツアー」の魅力を紹介しました。このツアーは、初心者からシニアまで幅広い年齢層が安心して参加でき、特に女性に人気です。5月から10月の期間限定で開催され、ツアースタッフが同行するため、安全に三峯神社の神聖なパワーを体験できます。
標高1,329mの奥宮までの道のりは整備されており、三つの鳥居を目安にしながら、奥宮に到達できます。トレッキング中もスタッフが前後に配置されているため、遅れを心配せずに楽しめます。
こちらのバスツアーに参加するにはコチラ
パワースポットの聖地/三峯神社奥宮トレッキングツアー
※当記事の内容は個人の感想を含み、諸説ある話の1つを基に作成されているため客観的な事実を表すものではありません。 また、特定の説を支持したり、異なる説を否定したりするものではないことをご了承ください。 なお、内容についてのご質問はお受けいたしかねます。
この記事を書いた人
渋谷 良久
2007年頃から、年に2〜3回趣味で日帰りバスツアーに参加していました。
当初は、はとバスをメインに、読売旅行、クラブツーリズムなどを利用していました。
2017年頃から神社に興味を持つようになり、(株)四季の旅のツアーに参加するようになりました。
カメラを持ってあちこち動いていますが、皆さんのご迷惑にならないよう気をつけています。
どうぞ、よろしくお願いいたします。