この記事は、「ついに誕生!日本一の金運神社 新屋山神社・奥宮参拝バスツアー!」の紹介記事です。(2019.05.25参加)
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目次
新屋山神社・奥宮へはバスでは行けません!では…
日本三大金運神社とは?
「お金に困りたくなければ、この神社に行け!」と、経営の神様・船井総研の船井幸雄氏があげた神社は、山梨県の新屋山神社(あらや やまじんじゃ)奥宮です。
あと2つの神社が、石川県の金劔宮(きんけんぐう)と千葉県の安房神社(あわじんじゃ)です。
今回のツアーに参加された方でも、新屋山神社「本宮」へは行かれている方でも、「奥宮」は初めてという方ばかりでした。今回の四季の旅・添乗員の田澤さんの話でも、新屋山神社・奥宮参拝ツアーは、今日でまだ5回目だそうです。
バスツアーですが、奥宮へはバスではいけません。道の駅・冨士吉田からタクシーで行きます。また、11月下旬頃から4月末までは林道が閉鎖されますので、新屋山神社・奥宮を参拝する機会はますます少なくなります。
※新屋山神社は、新屋(地名)にある山神社(名称)です。だから「あらややまじんじゃ」ではなく「あらや やまじんじゃ」です。
2019年5月25日(土)。朝7時30分となれば、すっかり空は明るくなっています。今日は雲ひとつない快晴、絶好のバスツアー日和。新屋山神社の奥宮、どんなところなのかと思うとワクワクします。
新屋山神社本宮の団体祈祷と奥宮へのタクシー出発の時間が決まっているため、中央自動車道の渋滞が影響しないよう、途中のサービスエリアは通過しました。
でも、下吉田駅前の駐車場に着いたのは、新宿から1時間45分後の9時30分でした。これなら、トイレ休憩なしでも大丈夫ですね。
下吉田駅前の駐車場から、10分ほど歩くと「新倉山浅間公園&新倉富士浅間神社」です。
新倉山浅間公園の絵はがきのような忠霊塔と富士山
5月の新緑が迎えてくれる表参道。5分ほど上がっていくと、真っ赤な鳥居。扁額(へんがく)には、「三國第一山」とあります。三國とは、日本・朝鮮・中国でしょうか。それとも国内での 甲斐国、駿河国、武蔵国などでしょうか。ご由緒には明記されていません。第51代、平城天皇の御世、大同2年(807)に富士山の大噴火があり8月22日、朝廷からの勅使が参向せられ、国土安泰富士山鎮火祭が執行されます。その時、平城天皇より三国第一山の称号、並びに天皇の御親筆であり現在大鳥居にある勅額、金幣、破魔宝面(勅使面)が奉納されました。
http://www.fujisan-jinja.com/yamanashi/arakura_fuji_sengen/
鳥居をくぐり少し歩くと、左のほうに新倉富士浅間神社。
右に忠霊塔まで登る「咲くや姫階段」があります(写真下)。398段ある階段はかなり急です。今日の添乗員の田澤さんに「どのくらい時間がかかりますか」と聞くと、「10分ほどです」との答え。
(下の鳥居は、安産・子育ての塩釜神社のものです)
「咲くや姫階段」は、登り始めるとかなりきつい……。ただし、25段前後に踊り場が設けられているので、休憩しつつ登ります。そして、後ろを振り向くと、雲ひとつない雄大な富士山です。
時間がある場合は、緩やかな遊歩道をゆっくり登るのもいいですね。
ここで、きつい階段や坂道を登る時の、体験から得た私の心得を書いてみます。
頂上や登りきった時のことは、決して考えません。目の前の一段一段を数えます。1、2、3、4、5……50や100で一区切り。また1から数えます。これをただただ繰り返します。すると、50段くらいは意外に頑張れ、いつの間にやら気づくと頂上です。
そんな気持ちで50段ずつ、数えながら登ると10分もかからずに忠霊塔に出ました。右脇から忠霊塔の後ろにある高台「展望デッキ」に上がります。ここが、絶好の撮影ポイント。今日みたいに天気がいいと、誰でも絵はがきのような写真が撮れますよ。
富士山がなければ、まるで京都の観光地を見ているようでしょ。
そのためでしょうか、外国人の観光客がじつに多いのです。9割ほどが東南アジア系。京都の伏見稲荷大社と同じです。五重塔の赤、伏見稲荷大社の千本鳥居の赤、「赤」は外国人のお気に入りですね。
忠霊塔を堪能したら、新緑の中を富士山を見つつ、ゆっくり降りてきました。
新倉富士浅間神社
【ご祭神】木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)
大山祇命(オオヤマツミノミコト)木花咲耶姫命の父神
瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)木花咲耶姫命の夫。天照大神(アマテラスオオミカミ)の孫
【ご利益】
木花咲耶姫命が燃える産屋で三柱の神を産んだことから、子育てや家内安全。境内には「子育て神木」もありました。
拝殿・左横奥に、機(はた)神・養蚕の神・縁結びの荒浜神社があります。
新倉富士浅間神社の御朱印
御朱印は、3種類用意されていました。通常の御朱印、改元記念御朱印、御礼 平成 奉祝 令和「限定」御朱印です。私は、改元記念御朱印を記帳してもらいました。
下吉田駅前の駐車場に戻り、ここから20分弱で新屋山神社です。
新緑の中の新屋山神社・本宮と団体祈祷
参道の入口からは、奉納された鳥居が並んでいます。途中30段ほどの急な階段もあります。階段から来た道を振り返ると、木立の中にある鳥居群がよくわかります(写真・下)。3分もかからないで、左に手水舎があり、正面向こうに新緑の中にたたずむ拝殿が見えてきました。
【ご祭神】
大山祇命(オオヤマツミノミコト)
天照皇大神(アマテラスオオミカミ)
木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)
【ご利益】
金運上昇、商賣繁盛、農林業・漁業繁栄。
「なぜ、大山祇命は山の神なのに漁業繁栄のご利益もあるのか?」
大山祇命には、「和多志大神」という別名があります。「和多(わた)」とは海の古語。大山祇命は、海の神でもあるのです。
団体祈祷の前に少し時間がありましたので、参拝を先に済ませました。
また、拝殿右の恵比寿様は、お腹を撫でると良いとのことで、頭とお腹を撫でさせてもらいました。多くの参拝者に撫でられているせいか、もう、お顔とお腹はツルツルしていました。
拝殿左横に石長比売(イワナガヒメ:木花開耶姫命の姉)を祀った「小御岳社」、少し離れて「稲荷社」もあります。
ちょっと珍しい「夫婦木社」
拝殿左奥にあります。社の前の紐で結ばれた2本の木が途中で繋がったことから名付けられています。
【ご祭神】
伊邪那岐命(イザナギノミコト)、伊邪那美命(イザナミノミコト)
【ご利益】
縁結び、夫婦和合、子授け、子孫繁栄
新屋山神社・本宮と20分ほどの団体祈祷
団体祈祷を受け、御神饌と家内安全・商賣繁昌の「新屋山神社祈祷神璽」をいただきました。「神璽」は「しんじ」と読みます。「璽」は「玉に刻んだ印(しるし)」です。この神璽は目線よりも高い位置(神棚に。なければ棚など)に、南または東の方角を向くようにお祀りするといいそうです。新屋山神社・本宮の御神石(お伺い石)
神様にお伺いを立てる石で、三回持ち上げて感じた重さが変われば、速やかに事が運ぶという不思議な石です。(2・3回目が1回目より軽いと感じれば、願いがかなうといいます)
※撮影禁止ですので、写真は新屋山神社公式サイトより(http://www.yamajinja.jp)
最大25cm×20cm×10cmほどの三角形の大きさですが、けっこう重い。
1回目、最初両手で持ち上げたところ、手のひらが重さで下がり、テコの原理のように体が上に上がるような感じになりました。だから、2回目、3回目は、注意して持ち上げました。(軽かったかどうかは秘密)
ツアーに参加されていた女性に尋ねると「かなり重くて、少し上がったくらいです」とのこと。
新屋山神社・本宮と奥宮の御朱印
道の駅・富士吉田の昼食は、富士吉田名物「吉田うどん」
「吉田うどん」は、太めでかなりコシがあり、歯ごたえのあるうどんです。富士山の湧き水で仕込んであり、つゆは出汁の効いた味噌と醤油の合わせつゆです。「吉田うどん」の特徴で茹でキャベツが入っています。ちょっと気になったメニューでは、「馬肉丼」がありました。
道の駅・富士吉田からは、雄大な富士山が見られません。写真の左の方に見られるはずですが、木に隠れてしまっているのです。(ちょっと残念)
新屋山神社・奥宮へはタクシーで
そして、今日のハイライト、新屋山神社・奥宮です。富士山の通称2合目「へだの辻」へはタクシーで向かいます。バスの通行が禁止されているからです(11人乗り以上の車両禁止)。また、11月下旬頃から4月末までは、林道が閉鎖されます。だから、奥宮へはなかなか行けません。※「へだの辻」とは、ハラ(草地)とヤマ(林地)との境を意味します。
5月から解禁になったばかりの林道は、柔らかい新緑におおわれています。途中、木々の向こうに現れる雄大な富士山。タクシーの車窓でも十分楽しめました。ただし、富士山の写真は、曲がり角の一瞬であったりして、うまく撮れませんでした(すみません)。
「こんな新緑の道だど、運転していても気持ちいいですよね」と、私。
「本当に気持ちいいです」うれしそうな運転手の石井さん。
柔らかな新緑と雄大な富士山を楽しみつつ、30分ほどで奥宮入口に着きました。
入り口から歩いて1〜2分で奥宮につきます。人が並んでいる方が、通常の拝殿になります。手前の鳥居をくぐると、パワーが最も強い環状列石(ストーンサークル)がある小さな祠に出ます。まずは、参拝をします。
大山祇命(オオヤマツミノミコト)の額と鏡が安置されています。大山祇命のこの絵は、お札(金運カード)にもなっています。
今日は特別なのか?神職さんがお祈りしていらっしゃいました。
新屋山神社・奥宮の環状列石(ストーンサークル)の祠
そして、手前の鳥居から神域に入ります。いかにもパワーが強そうな環状列石(ストーンサークル)の祠があります。すでに、たくさんの人々が並んでいます。一人ずつ参拝しますので、並んでいる人が多いと、ちょっと恥ずかしいような気にもなります。このお社のまわりは回らずに、正面で2礼2拍手1礼の作法でお参りしましょう。回ると不敬にあたります(2022年4月18日付改訂)。頭をさげる方角に富士山があります。
新緑の木立の中のパワースポットは、まさに船井幸雄氏が言っている「イヤシロチ」です。
「イヤシロチ」とは、マイナスイオンが多く、人間が住みやすく生きやすい、商売もしやすく、動植物も喜ぶ土地のことです。富士山は、全体が「イヤシロチ」です。
普段はあまりお守りは買わないのですが、「金運守」を買いました。新屋山神社・本宮にも同じものがあるのですが、やはり、奥宮で買いたいと思っていました。
北口本宮冨士浅間神社には、今回が2度目。
新屋山神社・奥宮参拝を終え、タクシーで最後の観光地、北口本宮冨士浅間神社に来ました。2018年1月20日「富士山浅間神社5社巡り」で、一度お参りしています。だから、境内はだいたい把握していますので、ゆったりした気分で回れました。素晴らしい参道は、戸隠神社・奥社の杉並木を想い出します。参道の先に見える大鳥居は、木造では日本一。その先の随神門も見えます。この大鳥居の大きさは、正面からより下に出てくる諏訪神社の前方から見るとよくわかります(写真下)。
随神門の次に神学殿が続き、拝殿が現れます。拝殿の右手に二本の木が合わさった「夫婦桧」、左側に「太郎杉」の立派なご神木が天に向かいそびえています。
【ご祭神】
木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)
彦火瓊瓊杵尊(ヒコホノニニギノミコト)木花開耶姫命の夫で天照大神(アマテラスオオカミ)の孫
大山祇神(オオヤマヅミノカミ)木花開耶姫命の父神
【ご利益】
(木花開耶姫命)子育て、夫婦円満、家族の円満
(大山祇神)山林業・海運業発展
北口本宮冨士浅間神社・摂末社
順路に従い拝殿を左へ曲がると、拝殿左横に「七色もみじ」(日本名木百選)、拝殿の後ろに接したご神木「二郎杉」(前回は見逃していました)がありました。拝殿・本殿の左奥(写真下)に、大きい方が東宮と小さい神武天皇社が並んでいます。本殿の真後ろに恵比寿社があります。
拝殿・本殿右奥に西宮(写真下)、さらに右後ろが冨士登山道吉田口の鳥居(扁額に「冨士山」)と奥に見える祖霊社。祖霊社右奥からから7・8分歩くとヤマトタケルを祀った大塚丘があります。
(大塚丘の写真は前回撮ったものです)
そして、拝殿・本殿右には、摂末社が9社並んでいます。
摂末社(写真上)の先を左に曲がると、諏訪神社があります。
なぜここに、諏訪神社があるの?
諏訪大社ではありません、諏訪神社です。ホームページの説明に、こうあります。
https://sengenjinja.jp/himatsuri/index.html
「諏訪の神様が(神話にも描かれているように)追われて逃げていた際のある夜、当地住民が手に松明を持ってお迎えしたのを、追手は援軍と見間違えて退却したので、諏訪の神様は当地にしばらく滞在なさった、それでこの地を「諏訪の森」と呼び、地主神として諏訪神社を祀った」
【ご祭神】
建御名方神(タケミナカタノカミ)大国主神(オオクニヌシノカミ)の息子
その妃・八坂刀売神(ヤサカトメノカミ)
【ご利益】
勝負の神、農業・産業の神。夫婦で祀られているため、縁結び・安産・家内安全をはじめ、一般的なご利益も。
2019年1月5日に、私は諏訪大社4社に参拝しました。
1日で諏訪大社4社めぐり。4社の御朱印で㊙︎アイテムをゲット!御柱とは?
北口本宮冨士浅間神社と諏訪神社の御朱印
御朱印は、2社もらえます。(諏訪神社の御朱印は、2018年1月20日のもの)
御朱印をいただき、木漏れ日が美しい参道を帰ってきました。
終わりに
2019年5月25日、快晴の日差しが映える新緑の中のバスツアーでした。新倉山浅間公園の忠霊塔は、398段の急な階段を登ったかいがありました。まるで京都の神社・仏閣かのような塔と富士山が見られました。桜の季節の華やかな景色も是非見てみたいと思いました。
日本三大金運神社である新屋山神社・本宮での団体祈祷、5月に解禁になったばかり富士山2合目の新屋山神社・奥宮への参拝。なかなか行けないバスツアーに行けたことは、もうこれだけでも金運アップの証拠ではないでしょうか。
戸隠神社・奥社の杉並木の参道を思わせる、北口本宮冨士浅間神社。木造では日本一の大鳥居。
みんな5月の柔らかい新緑の中を巡る、目にも心にも優しい1日を過ごすことができました。
こちらのツアーに参加するにはコチラ
ついに誕生!日本一の金運神社 新屋山神社奥宮参拝バスツアー!
【関連記事・ツアーレポート】
日本三大金運神社、新屋山神社奥宮・金劔宮・安房神社を訪れました。
海鮮浜焼き〜鶴谷八幡宮〜安房神社・洲崎神社|安房神社と洲崎神社ツアー
「令和元年」5月1日、白山比咩神社「おついたちまいり」と金劔宮で金運アップ!
※当記事の内容は個人の感想を含み、諸説ある話の1つを基に作成されているため客観的な事実を表すものではありません。
また、特定の説を支持したり、異なる説を否定したりするものではないことをご了承ください。
なお、内容についてのご質問はお受けいたしかねます。
この記事を書いた人
渋谷 良久
2007年頃から、年に2〜3回趣味で日帰りバスツアーに参加していました。
当初は、はとバスをメインに、読売旅行、クラブツーリズムなどを利用していました。
2017年頃から神社に興味を持つようになり、(株)四季の旅のツアーに参加するようになりました。
カメラを持ってあちこち動いていますが、皆さんのご迷惑にならないよう気をつけています。
どうぞ、よろしくお願いいたします。