富士登山のスタンダード「山頂での御来光」を七合目の山小屋に宿泊して目指すプランです。
　バスは新宿を出発後、ＳＡ等に寄った後標高2,300mの富士山スバルライン五合目に直行いたします。五合目に1時間ほど滞在し、高度に体を順応させた後スタート。ゆっくりと3時間ほど歩いて、七合目の山小屋「日の出館」に到着いたします。温かいカレーを食べたら、深夜の登山に備えてなるべく早く就寝しましょう。※状況により、山小屋は変更のこともございます。

3時間～5時間ほど仮眠をとったあと、七合目からの夜間の登山に挑みます。登山道の混雑状況にもよりますが、21時ごろの登山スタートにを予定しています。歩きはじめは暗い中です。八合目までの約2時間の岩場登りも暗い時間になります。ヘッドライトと手袋は、他のツアー以上に重要です。深夜の登山を乗りきり、午前4時30分ごろ山頂付近へと到達。富士山の定番、御来光をのぞみます。※登山道が著しく混雑する場合や天候が不安定の場合は、同行ガイドの判断で八合目～九合目での御来光になることもございます。その際はご理解とご了承をお願いします。

山頂についたら、火口を一周する巡礼の道、「おはち巡り」へ。古来、富士山の山頂は極楽浄土だと考えられていました。山頂には八つの峯があり、それぞれの峯に仏様が宿ると考えられていたのです。それらを1周することで、富士山の信仰登山が極められるのです（おはち巡りはオプショナルツアーのため当日500円をスタッフが集金致します。また気象条件やツアーの進行状況によっては実施できないこともありますのであらかじめご了承ください）。

山頂を極めたら、富士スバルライン五合目に向かって下山開始。下山道はつづらおりの砂礫の道。力を抜いてリズムよく降りていきましょう。状況によりますが、下山はお客様各自で自由に下山していただき、スタッフは最後尾よりフォローする形をとります。
　スバルライン五合目からはバスで下山します。スバルライン五合目は土産屋も充実していますし、小御岳神社という神社もありますから最後に参拝させていただきましょう。
スバルライン五合目を出発後、富士眺望の湯「ゆらり」にて汗を流して、富士登山を締めくくっていただきたいと思います。
　四季の旅では、山頂での御来光にこだわりすぎず、できるだけ負担のない富士登山をおすすめしています。しかし、一方で「やはり御来光を山頂からのぞみたい」というお客様もいらっしゃると思います。富士登山経験者の方や体力のある方はこちらのプランもご検討ください。

• 【富士山山頂からの御来光】

  スバルライン開通以降、富士山の山頂で御来光をみる方が多くなりました。 続きを見る>>

  登頂した達成感とともにのぞむ御来光は、感動的です。一方で、山頂での御来光を望むためには夜間登山を行わねばなりません。ライト・防寒具(ダウンジャケット・フリースなど)の装備をより万全に整えるとともに、ツアー前は十分に睡眠をとり、体調を整えてご参加ください。

• 【富士山七合目　山小屋日の出館】

  富士山吉田ルート七合目、標高2700mにある山小屋です。 続きを見る>>

  七合目2番目に位置し、幕末期には小左衛門室・丈兵衛室とも言われた山小屋です。富士講の講社からの寄進品も多く、現在も使用されている湯沸しには、文政九年（1826年）の刻字があります。ご主人はプロの写真家でもあります。富士山での写真の撮り方について、ヒントが隠れているかもしれません。

• 【富士眺望の湯　ゆらり】

  富士山の麓、鳴沢地区にある温泉です。 続きを見る>>

  霊峰富士の眺望を楽しむことができる「霊峰露天風呂」をはじめ、雄大な富士山を眺める開放感抜群の「パノラマ風呂」など、雪解け水より湧き出でる天然温泉に浸かりながら、体と心で富士山を愉しむことができる湯舟の種類は全16種類。富士山の麓、地下1000ｍから湧き出る天然温泉を心ゆくまでお楽しみください。食事処も充実！清潔感あふれる入浴施設で、登山の汗を流しましょう。登頂後の地ビールもおいしいですよ。